お勧めしないモルタルの二重塗り [現場レポート]
基礎ブロックで間仕切られた室内になった部分。
ここの土間をモルタルで上塗りを掛けます。
既存の土間を砕いて、整地して、コンクリートをガガガガッと流し込んだ方が『早く』て『キレイ』で『工事代金は高い』んですが。
土間の重ね塗りをしても良い3つの条件が揃っていたので、今回はチャレンジします。
塗り厚が少なく、高低差がハチャメチャ、表面がポロポロで、塗っても剥がれてしまう可能がある上塗り。
時々、「剥がれても良いから、とりあえず塗ってくれよ。」と
職人のプライドを逆撫(さかな)でする様な事、ペロッと言っちゃう人いますよね。
そんないい加減な事出来ませんから、剥がれ難い下拵えをバッチリ決めて上塗りします。
西陽がガンガン照りつける厳しい条件下で土間のひび割れも無く終了です。
困難が予想されます。 [現場レポート]
連休が明け取手市某所
間口7.2m×奥行き2.6mほどの下屋(今風で言うとストックヤード)の基礎工事に入ります。
そう。
あなたもお気付きの通り、中身の片付けと既存の下屋(げや)を解体しなければなりません。
内の片付けと壁のトタン剥がしは、連休中に家主さんらが終わらせてくれたようです。
問題は屋根と骨組みを『我々だけで』やっつけるのか?それとも、、、。
実は、来週アタマにユニットバス工事の下拵えが控えているので、ここは「空き時間を有効活用」する為に強引に着工した現場です。
作業が増え過ぎるのは出来る限り避けたい、、、
火曜日の朝、屋根の上でトタンを剥がしているのが『大工』サンでは無く、『板金屋』サンの姿が。
初日は邪魔なモノだけ撤去して基礎工事に入る予定でしたが、
最終的に「畑違い」の作業をしているW板金が不憫(ふびん)でならないので、3人掛りで全て解体しました。
そのお陰で1日遅れて基礎工事がスタート。
しかし、付け足し付け足しで作った下屋の足下は凸凹がいっぱい。
出っ張りを切って、水糸を通し、基礎の『通り』と『高さ』を割り出す作業。
切ったり、積んだり、塗り付けたり
新規工事よりも手間をかけて、漸く、基礎らしい形が現れました。
祝6歳 [お気に入り]
夏祭り [日記]
予期せぬ出来事 [現場レポート]
先月、和室の通し間を『籐(トウ)』のフローリングにしたS邸。
床は勿論、天井から壁に至るまでバッチリ決まってますね。
第2弾は廊下の床を張り替えます。
DIY好きな家族で、我々の作業を見て『スキルを盗み』真似て形にしてしまう末恐ろしい集団です。
玄関のタイルも自ら貼り替えするので、床を張り替える前に『立ち上がりだけ』タイルを剥がしてもらう予定でした。
しかし、あまりにも大変そうに解体していたので無視する事が出来ず。
『タイル剥がし』を終わらせてから床の張り替えに入りました。
仕上げ張りでは無かったので、注意するのは階段の出っ張りだけと高を括っていたのですが
下地の垂木が『史上稀に見る適当な間隔』で入っていたのにはビックリ。
下地垂木を割り出すためだけに既存の床に穴を開け、ハンマーで叩いて下地を探しました。
予期せぬ出来事に翻弄(ホンロウ)されヒヤヒヤでしたが、内装屋さんのCF(クッションフロア)下拵えにも間に合って連休明けには仕上がる予定です。
住宅密集地 [現場レポート]
非日常的な経験 [SUP]
「ハイ、皆さん、小島を目指し(て漕ぎ)ますよ!」
Ebe家ママの号令の元、各自ボードに乗り込み南東に望む小島を目指して漕ぎ出して行きました。
今年3回目のSUP体験会です。
リピーターの子供達は保護者が付いて無くても、我流の『遊び』をして行きます。
彼らの間での流行は『水にプカプカ浮ぶ』と『沖でジャボンと飛び込む』でしょうか?
牛久沼マスターが控える体験会で、ドンドン過激に、そして攻めの水遊びを繰り広げる子供達。
ウチのビビリの長男も、足のつかない所で『プカプカする』事を覚え、上級生と終始フルパワー。
全員、親の制止を振り切り、最後の最後の最後まで水に浸かりっ放し。
手足の皮膚がフニャフニャになるまで遊んでいました。
次回の体験会は8月11日です。
空き地を有効活用 [現場レポート]
打ち合わせから2ヶ月が経過。
宅地を分譲する時に『余ってしまった土地』を駐車場にする作業です。
初日は現境界ブロックの一部を取り除くと、
スネ雄、社長、家主Sさんによる三者協議
時間の経過と共に人の記憶は曖昧になります。
変更が無いのか?
忘れている事が無いのか?
お互い勘違いしていないのか?
「そんな事は聞いてねぇーよ。」みたいな事が過去にあったので。
お客さんとの対話後、社長と『仕上がりのイメージ』の共有作業へ。
ここでガツガツいくのか?
コツコツやるのか?
極、極、稀にダラダラやるのか?を見極めます。
さて、本格的に工事に入る2日目は、新境界ブロックを並べる作業。
家主さんの要望が『低めの境界』でしたので、
高低差をモルタルで調節しながらのブロック1段積みです。
フェンスとブロックの一部を撤去した、現境界ブロックの天端をモルタルでリメイクして2日目は終了します。
出入り口をヌリヌリしました [現場レポート]
「ちょっと気乗りしないなぁ。」
玄関から左に曲がって扉を開けて階段を降りるところまでモルタルを塗ります。
初日
台風一過の首筋にチクチク刺さる様な陽射しを受け
厚さ5cm程に調節されたモルタルをL型に流して仕上げました。
急激に暑くなった所為か、午後は頭痛と吐き気と腹痛が交互にやって来て『熱中症??』と思われる身体の苦痛と闘ってました。
ウン◯を我慢し過ぎて、今朝お尻が筋肉痛なのには笑ちゃいました。
2日目
夕方の雨を警戒して広げた養生ビニールが威力を発揮。
養生を剥がす時に溢れた雨水によって、土間に水溜りが…多数。
『言い訳』を考える間も無く、お客さんが出掛けている隙に表面を削ってやり直す事にしました。
午前中は『自らの尻拭い』と『階段の下拵え』プラス『誰かやっても変わらないモルタル弄り』に時間を費やし
午後からは本題の階段の仕上げ作業に入ります。
塗って塗ってヌリヌリしまくって、どうにか2日間で工事終了です。
「これだけ手間を掛けて工事するなら別な方法があるんじゃないかな?」
ココの会社の現場で毎回そう感じてしまいます。